2009年09月16日

近代化と農村の構造についてレクチャーby nakata-san

今日はパプアニューギニアの独立記念日。
PNGのリディアさんが国旗をあしらった衣装で登場。
national songを歌い、涙をみせる一幕が。

その後、神戸FWのふりかえりの後、
上記表題に関する中田さんのレクチャー。

実態経済、自給生産から換金作物生産への変遷。
近代化における「貧困」とは、何を指すのか?
農村、農民が持っている知恵とは何か?
暗黙知をどう視覚化するか?
コミュニティにおけるリーダーシップは?
新しい貧困とは?
コミュニティにおける外部者の役割とは?

などなどを中田さんの経験、分析から学ぶ。
研修員も学習意欲が高く、中田さんへ質問、意見も途切れず。
たまに空中戦に突入する質問はあるものの、全体が力強く前に進んだ一日だった。

個別のケースへの解決策を提示する訳ではないけど、
まずこの構造を知らなければならない、というのが中田さんのメッセージ。

そして、明日は今日の続きで、
今日みんなで共有した「新しい貧困」とマイクロファイナンスの関係は?
どのような意味を持ちうるのか。

がっつりレクチャーをした中田さん、今日はかなりエネルギッシュ。
週末も休みなしで東京で仕事をしてきたはずなのに。
今日はそのエネルギーが研修員にも伝播したように思う。
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2009年09月15日

神戸FW−市民活動センター神戸・WSひょうご−

昨日の夜はJICA兵庫泊。
なんと昨日の夜に研修員のカメラが三台も壊れるというハプニングが。
なにかあるのか。

朝は「人と防災未来センター」を見学。
ショッキングな映像などで震災の状況を体感する。
それにしても来館者が多い。

その後、市民活動センター神戸(KEC)へ移動。
午前中に実吉さんからKECの全体の活動の説明を受ける。

昼食後、WSひょうごの方から話を聞く。
WSとはwomen`s suport / shelter / safety という意味。
言葉の通り、DV被害者のための活動を行っており、
シェルターや電話相談などの活動で被害者の支援をしている。

日本でのDV被害法との関連も含めて話してくれたので、
とても理解しやすかった。研修員もそれぞれ自分の国の状況と比較して
聞いていたようで、いくつか議論に。

一つは、日本ではDVがあった場合、ともかく被害者(主に女性)が
家を出ていくケースが多い。これは安全のためでもあるが、
なぜ被害者がでていかないといけないのか。エクアドルでは加害者である
男性がでていくようになっている。悪い方が出ていくべきだ、とのこと。
ごもっとも。WSひょうごの方も「うらやましい」と一言。
エクアドルでは政治的なプレッシャーなどもあり、女性を取り巻く環境が
日本よりもずいぶんと真っ当なようです。

今日のもう一つのハイライトは、ケニアのパメラさんの質問。
「女性が家をでていくのは、法律によるものか、意志によるものか?」

答えは「意志によるもの」

そして次の質問が「その背景、WSの分析は?」と繋いだ。

これは豊岡FWの学びである、
相手の文脈を確認してから(自分の文脈を押し付けない)
本当に聞きたいことに入る、というセオリーを実践したもの。

研修も終盤、研修員のアウトプットが見えつつある。
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2009年09月14日

神戸FW−まちコミュニケーション−

研修員は朝、OSICを出て、
昼前に神戸に到着。昼食を購入し、まち・コミュニケーションに到着。

まち・コミでは代表の田中さんから最初に挨拶兼お話をいただき、
宮定さんから活動紹介をしてもらう。

震災後、何が起こったか、何が必要とされたか。
また地域における外部者の役割とは?
具体例を紹介していただいた。

その後、FWへ。
慰霊碑、震災の火事で半分燃えたくすの木、住民手作りで作った公民館、
公園に設置された非常時用の仮説トイレ用排水溝など。
あちこちに震災の傷跡、軌跡が残る。

個人的に一番印象的だったのは、道路自体。
防災のために広く取られたという道幅は約6m。
下町・長田では異色なそのゆとりが震災の存在を主張していうように感じた。
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2009年09月11日

豊岡−コウノトリの郷− ふりかえり

豊岡ふりかえり。
いつものようにdairy reportから。
一連のふりかえりが終わった後、
中田さんからFW中の質問について指摘が行われた。
内容は下記(昨日の報告)のようなもの。

が、研修員からは「そもそも時間がなかった」
「ツアーの目的がクリアーではなかった」
「どのように質問すべきか示してくれ」などの意見がでてきた。
「もっと教えてほしい」という意見も。

中田さんとしてはこのようにコンフクリトを高める機会を探してたらしいく、
開口一番「うまくいった」と。
ファシリテーターとして中田さんのように達観はどうしてもできないので、
どうも焦ってしまうが、順調のよう。
来週が楽しみである。
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2009年09月10日

豊岡−コウノトリの郷− 3日目

豊岡最終日。
今日のテーマは豊岡の環境経済戦略について。
2005年にたてた戦略についての説明を豊岡市役所に人にしてもらう。

農政と環境行政を融合し、地産地消などの取り組みを展開。
結果、イメージ作りに成功し、環境関連企業の誘致や育成につながる。
ソーラーパネルなどの企業の誘致に成功したらしい。

ちなみにコウノトリ米の導入に関しては、
農薬を減らしたいという農家の思いと、
市長の強いリーダーシップがポイントだったようだ。

その後、質疑応答に移るが、
相手の文脈を確認、共有した後に質問をするということがあまりうまくいかず。
一般化された質問がいくつか。しかし、市役所の方の受け答えが見事で噛みあう。

例:「山がきれいだが、どのようにメンテナンスをしているのか?
いつぐらいから植林をしたのか」という質問。
確かに自分の国と比較したらそうかも知れないが、
実際にはあまり手入れがされていないく荒れていると市の人は認識している。
そもそもメンテナンスはされていないのである。
これが地域にリアリティである。しかし、自分の文脈で「きれいな森」から始めてしまうと
相手は答えに窮する。力関係によっては押しつけにもなりかねない。
こういう場合は「山がきれい=手入れがされているかどうか、から聞く」と中田さん。
なるほど。相手の文脈を確認し、そこから始めるとはこういうことか。
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