2010年11月13日

藤原君、帰ってくる

◆中田塾8回目?

今日は藤原君がインド、バンガロールから帰ってくるということで集合。
中田さん、有田さん、松田さん、坂西。ちょっと遅れて徳永さんの計5名。

主には藤原君のインド話を聞く。

藤原君はインドだけど日本的な社会で生活しているから、
特に話すことはないです。ファシリテーションを使う場もないし、と謙遜気味。

そこでみんなで色々と質問していくことに。

あるときまで積極的に質問をしていたと思ったら、
中田さんが急に黙り込んだので、何を見ているんだろう、
と思ったら「藤原君は成長したなぁ。受け答えが的確だ」と言及。

いわれてみれば確かにわからないことは曖昧に答えず、
意図のよくわからない質問にもできるだけ相手の意図に沿った答えを返している。

中田さんが「ファシリテーションを使う場面がないと言っているけど、
充分使えている。その成果がでてるよ」と太鼓判。

バンガロール話も楽しかったですが、藤原君の成長を目の当たりにできる良い時間でした。
中田さんの方法論で基礎を学べば、自律的に成長が可能なんですね〜
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2010年06月19日

第六回、中田塾開催しました!

IMG_1285.JPG

中田さんも参加の第六回開催しました。
参加者は9名。過去最大です♪

今日のネタは成功例が2つ。


◆成功例、その一

プロジェクト地で予定されていたことが実行されていなかった。
間が悪く、ドナーと一緒に行った時にそれが判明した。

現地スタッフはそれを「なぜだ」と攻めてしまっていたので、
時系列でその日のことを聞いていくんを見せてあげた。

聞いていくと予定外のハプニングがあったことがわかり、
その人自身も「今度からは30分早く集まろう」と気づいた。

それを見ていた、現地スタッフも「気づかせてもらった」と
言ったという。絵に描いたような成功例。

最後のふりかえりでは、みな「成功例が聞けてよかった」
「勇気をもらった」と。

発表してくれた人は「日常でもWHYを使うと罪悪感を感じる」という
ぐらい意識化が進んでおり、中田さんも「行動パターンを変えるとは
こういうこと」と感心されていました。


◆成功例、その二

チラシの発送って?

チラシの発送には少なくとも、
印刷、デザイン、郵送などの要素があり(ほかにもあったけど忘れた)
分解していくことが重要。

つまり、チラシの発送をする、というのは事実ではない、という指摘がありました。

しかし、その分解を忘れていては分解できないなぁ。


◆その他

他にも話をしていく中で、参照点、コンテクストの重要性、時系列で聞く、
類似体験を思い出す、などの重要な点が自然とでてきました。

王将とサイゼリアの話もでたなぁ。

ずいぶんと中田さんの方法論が浸透してきつつある感じです。
中田さんも喜んでいるように見えました。

丁稚、若干置いていかれ気味です。がんばって追いつかねば。
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2010年03月22日

中田塾・第4回目!!

今日は中田塾第四回目を開催しました!

今回の参加者は丁稚坂西を含む7名。
中田塾の発案者Oさん、Kさん達を中心に
09年度6月参加者のメンバーが4名も参加。
僕自身も6月講座が初参加だったので
思い入れのあるメンバーです。

さて今日は大学生のF君がインドに就職ということで、
その前に一度集まろう、という感じで集合。
なんで、あまり勉強会のネタを考えずに集合。

何かファシリテーションに関わるネタを
持っている人がいるかどうか皆に聞いてみる。

あまり無いということで、近況報告として、
KさんにNPO活動としてのミュージカルの話を報告してもらう。
素人が100人集まってミュージカルをやるという気合いの入ったプログラムの話に圧倒される。

その後、インドネシアの土産話から、ケーススタディを2つ行う。

一つは和田さんが「援助をくれ」と言ってきた村長をどのようにして
「俺達の村には自分達でやっていく」という風にファシリテートしたか。

もう一つは、丁稚が翻弄されたインドネシアの
コミュニティファシリテーターの言い訳について。
言い訳に付き合わずに地上戦に引きずり降ろすには?

上記二つの状況について簡単に説明した後に自由に考えてもらう。

興味深かったのは、パパレレ(網元)と網子の関係について。
詳細は以前のブログで書いた通りで、
一方的な依存や搾取関係だけではなく、相互依存がそこにあるわけだが、
やはりなかなかそこには辿り着けない。

和田さんや中田さんのような伝統的なコミュニティに対する
理解がないから当然だ。もちろん僕もできない。
が、考える方向性が興味深かった。

パパレレと網子の関係を考えるときに、
どうしても依存と搾取の関係に捉われてしまう。
事実質問のやり方は中田さんから教わったので、
事実質問で明らかにしていこうと試みる。

しかし、その方向性が「搾取関係の事実を明らかにする」という方向に偏っていた。
これでは、当事者の思い込みに沿ったものになってしまう。
何らかの気づきに到達するものではない。

事実質問ができても「仮説」が立てられないと立ち往生してしまう。
僕が「迷子」になったように。

そして自分がいかに搾取や依存を「よくないもの」として見ているか、
ということも感じた。
思い込みを排してあるがものをあるがままに見ることができない。

シェアすることで学び多き一日でした。
ブログには書けなかった両巨匠の話もできてすっきり。

終了後は、インドへ行くF君の送別会。
近くのウクレレにてハワイアンな料理を楽しみました♪
F君、インドでの活躍話楽しみにしています。
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2010年01月16日

フォローアップセッション&新年会

今日は中田塾第三回目にして、
中田さん初登場によるフォローアップセッション&新年会を開催しました。

元々は09年度修了生のみなさまへの感謝の気持ちを込めての
新年会の開催だけの予定だったのですが、
たまたま近い日程で有志での中田塾が予定されていたので、
一緒にして09年のみなさまに広く呼びかけをして
フォローアップ&新年会を開催の運びとなりました。

参加してくれたのは6月コースから3人、7月コースから1人、
11月コースから2人、中田塾から2人の計8名、
中田さんと僕を加えて計10名で開催しました。

初対面の人も多く、まずは自己紹介。
その後、みなさんの研修後の経験、課題をシェアしてもらう。
みんなで取り上げたのは下記3点。

Iさんの大学のツアーの話
Uさんの友人が抱える団体運営について
Aさんがファシリテーターを務めるワークショップについて。

この中から今回はIさんのツアーの話を紹介したいと思います。
Iさんのツアーの件は前回の中田塾でも取り上げました。
詳細はこちら→http://ipd.seesaa.net/category/7430862-1.Html
みんなで課題を解決しようとファシリテートを試みたのですが、
あえなく「討ち死に」。みんなが自分の仮説にひっぱろうとしてしまい、
当のIさんに「みんなの仮説が感じられた」と言われてしまう始末でした。

まずはIさんが状況の説明をしてくれました。
「ツアーの参加者が「日本人に生まれてよかった」という感想を持ち帰ってきた。
私としてはもっと他のことも感じてきて欲しかった。」

中田さんに促され、再度Iさんに質問をしてみることに。

まず口火を切ったのは今回初参加のAさん。

Aさん「Iさんはどういう感想を期待していたのか?」
Iさん「豊かさだけではなく日本に足りない部分を感じて帰ってきて欲しかった。
学生がかかわったのは10日間。経済的豊かさでない交流の暖かさなど、それを見てこれたはず。」

Aさん「日本に足りない部分とは?」
Iさん「カンボジアで自由に子どもを遊ばせることができるとか」
Aさん「いまどきの子どもは自由に遊べるるのか?」

中田さん「Aさんのポイントはすばらしい。そうですIさん自身のことを聞いていくんです。
Iさんの精神遍歴がポイントになる。今回の場合、問題はIさんの中にしかない。
Iさんが強い違和感を持ったのだから、Iさんの中で解決すると見てくる。
Iさんはどのように「日本に生まれてよかった」という感想に違和感を持つに至ったのか。
そうすれば次のステップが見えてくる。
世代が違う、価値観が違う、モノの見方のずれなどに自覚的になれると、
Iさん自身が具体的なステップが見えてくる。
Iさんが学生に語りかけるべきこと、Iさんが変わることで見えてくる。
でもそれは最初に仮説を立てるんではなく、聞き込んでいかないとわからないわけだから聞き込んでいく。
これをやると最低1時間はかかるので今日はできないが。」

中田さん「問題の所在はどこにあるのか。今回はとりあえずIさんが困っている。
他に困っている人はいない。問題が課題になるということ。来年はもっといいものにしたいという課題。
そこで決定的なアクションの具体が見えないといけない。だからIさんの内側から出発しないといけない。
人に感想を強要することができないからだ。
そもそも感想は現象に過ぎない。それは空中戦なんですよ。
参加者のリアリティに迫るには何を見た、と事実を聞いていくことが重要。
最初から順番に思い出してもらう。そうすると記憶のたな卸しを始める。
考えさせるな思い出させろ、ということです。」

弟子たちだけでやった前回にも「困っているのはIさん」というところに気づくことはできた。
しかし、「困っているのは当事者ではないIさん」
→「課題はIさんの守備範囲外にある」
→「Iさんに願望であることを気づいてもらうか、
  またはIさんが守備範囲外でもかかわれるようにする、
  もしくは外部環境の変化を促す」
というストーリーを作ってしまったような感じが。
中田さんが言われたように、Iさんが「日本に生まれてよかった」と
感じる部分に切り込むという発想はなかった。
Iさんを始め、参加者一同、まさに目から鱗。

終了後にIさんの感想を紹介します。
「先回に引き続き、職場のケースについて触れていただいてありがとうございます。
中田さんの「困っているのはだれか?」の問いから導いてくださった結果、
問題の根っこがわかりました。
自分の中で、整理されていると思っていた問題のありかは、まったく的外れでした。
結局、報告会で「感想」を聞いてしまったがために、学生から事実を何も聞けていません。
なぜ参加者が「日本でよかった」の実感を持つに至ったか、個別に聞いてみようと思います。
同時になぜ、自分がなぜ違和感をもったのかを掘り下げてみます。

また、新年会の場で、中田さんから今の学生の幸せ実感のあり方が、
明らかに私と違う場合があることも指摘されました。
明るい未来を描きにくい学生たちは、普段は幸せに感じていない可能性があると。
この点も、「目からうろこ」でした。自分のことはわからないものですね。」

終了後、新年会。当研究所の事務所前にある手作り創作料理「がんばり屋」さんへ。
ドレッシングから手作りの家族経営のアットホームなお店。
名物のからあげやここでしから食べられないダイヤサラダ、
キムチ入りピリ辛やきそばなどを食べ、
フォローアップコースでのことやプライベートな話などで盛り上がりました。

そうそう中田さんから「中田塾」の改名要求が出ましたが、
あえなく却下、、、ではなく保留となりました。
和田・中田ファシリテーション術にオリジナル名をつけるまでの保留です。

次回は3月開催予定です。興味のある方はご連絡ください。
posted by taku at 12:41| Comment(0) | 中田塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月14日

中田塾 第二回目!

・中田塾とは?
中田さんは居ないけど、マスターファシリテーター講座の修了生で
勝手に中田塾を名乗り、講座の復習や練習を継続し、
中田さんの教えの定着度を上げようと言う自主勉強会。

その第二回。
今回の参加者は7名。
6月講座から3名、7月講座から1名、JICA研修から2名、と坂西。
初顔合わせが多かったので、まずはお互い自己紹介。

それから勉強会の内容をみんなで考える。
前回は中田奥義の書を弟子が読み解く会、でしたが、
今回は参加者がいくつかの事例を持っているので、
その共有と課題分析をしてみることに決定。

◆ICC関西報告
まずは昨日、おとついとあったICC関西のイベント報告から。
中田さんを講師に招き、ファシリテーター講座を初日に行い、
二日目にその成果を活かしてディスカッションをするという企画。

ディスカッションではオープンスペーステクノロジーという手法を使ったそう。
テーマは決めなかったそうだが、提案したテーマは
「世界を豊かにするための課題と機会」など。
この手法は空中戦になることもあるそうで、そこを中田さんのFACTベースの
手法を組み合わせ実のあるものしようという狙いだったそうだ。
やはりいきなりFACTベースができるようになったわけではないが、
参加者の頭に残っていたことで議論が明確になった部分もあったそうだ。


◆インドネシアでの実践報告
防災NGOのNさんが、インドネシアでの経験をシェアしてくれた。
なんでも中田さんの対話術、特に直接言わずに気付きを与えるを実践したそう。

3人のチームで仕事をしていた。
Nさんと防災の専門家Aさん、防災教育の専門家Bさん。Nさん以外はインドネシア人。
防災に関する基本的概念をBさんが誤解しているというのが途中で明らかになったそう。
このままではプロジェクトに支障を来す。

そこでNさんは中田さんの教えを思いだし、
Aさんに協力を求める。具体的にはNさんはAさんに、
知らない振り、まだよく理解できないという風に再度基本概念の説明を求めた。
もちろん、Bさんの前で。そのことでBさんは「えっ、そういうことなの?」と
気付いたそうだ。その後、Bさんはきちんと理解し、プロジェクトも順調に進んだそう。
ちなみにBさんはとてもプライドの高い人だったらしい。

本人に直接指摘をせず、ゆえにセルフエスティームを下げることなく、
本人に気付きを与えた。セルフエスティームが下がることがなかったので、
本人が課題解決へ向けての一歩をうまく踏み出した、と言えるかと。


◆Iさんの職場でのスタディツアーの課題を皆でファシリテート

今日のメイン。Iさんの職場ではスタディツアーを行っている。
今年からサービスラーニングという名称になり、
地域貢献を通じて学びを深めることを目的とすることになったそうだ。

しかし、実際にはあまり学びが深まることはなく、
アジアと日本を比べて「日本に生まれて良かった」と物質的な豊かさに
満足してしまう参加者もいるとのこと。
そうではなく、もっと本質的な学びを深めたいというのが悩み。

上記をシェアしてくれた後、みんなでファシリテートに入る。

最初にツアーの基本的な情報を聞いた後、
それぞれがそれぞれの仮説に基づいて質問をしていく。

「事前学習会は何をしたのか?」、「事後学習会は?」
「上記の感想は問題なのか?」、「Iさんの責任範囲は?」
「ツアーについていく人は何人?」、「来年も関わるのか?」
「いつツアーの目的が関わったのか?」、「目的が書かれた物は?」
「Iさんで関われる事前学習のプログラムは?」
「Iさんの具体的な業務は?」、「以前のツアーで良い感想はあったか?」
「Iさんは評価にかかわれるのか?」、「関係者で話し合う機会は?」
などなど。質問は尽きることなく、約1時間半ほどIさんを質問攻め。
時間が来たので途中だったけど無理やり終了。

◆感想
Iさんの感想は、下記のようなもの。
「整理はされた。自分の願望かとは思っている。
 あと来年関われるかどうかがわからないのも課題」

聞き手のそれぞれの仮説は、下記のようなもの。
「教員はわかっていない」、「来年関われるかどうか」
「当事者ではない」、「教員が積極的ではない」
「プログラムの中身の問題」、「事前学習が受け身になっている」
「サービスラーニングはうまくいっている」、「Iさんの願望では?」
「ツアーの時の方が良かったのでは?」、
「教員とのプログラムの関わりかたに限界がある」
「サービスラーニング導入時にギャップが発生」
「サービスラーニングの内容を教員が理解できていない。」

個人的な感想としては、とても興味深かった。
しかし、皆で同時に質問するために、それぞれの戦略をたてることができず、
せいぜい2,3の質問しかできなかったので、難しさを感じた。
またIさんから「質問の意図がわかっておもしろかった」との感想もあり、
質問によって気付きを与えるどころか、気付きを与えようとしすぎて
誘導と言うか、半分提案になってしまっていることが明らかになった。
もちろんIさんに気付きを与えることはできなかった。
直接的な提案こそは誰もしなかったものの、
どうしても自分の仮説にひっぱろうとする質問が多かったように思う。

しかし、見方を変えれば、事実質問をし、その答えから次の質問の
ヒントを得て、事実質問をつなぐこと自体はだいぶできるようになったとも言える。
次回は平場での実践ではなく、課題は小さくてもいいので、
個別で実践をした方がいいかも知れない。そこで自分のスタイルの基礎を作るために。

なんだかんだで終了は10時間際。
みなさんわざわざお越しありがとうございました。
来月は1月15日予定。中田塾、続きます。
posted by taku at 00:00| Comment(0) | 中田塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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