2010年01月16日

フォローアップセッション&新年会

今日は中田塾第三回目にして、
中田さん初登場によるフォローアップセッション&新年会を開催しました。

元々は09年度修了生のみなさまへの感謝の気持ちを込めての
新年会の開催だけの予定だったのですが、
たまたま近い日程で有志での中田塾が予定されていたので、
一緒にして09年のみなさまに広く呼びかけをして
フォローアップ&新年会を開催の運びとなりました。

参加してくれたのは6月コースから3人、7月コースから1人、
11月コースから2人、中田塾から2人の計8名、
中田さんと僕を加えて計10名で開催しました。

初対面の人も多く、まずは自己紹介。
その後、みなさんの研修後の経験、課題をシェアしてもらう。
みんなで取り上げたのは下記3点。

Iさんの大学のツアーの話
Uさんの友人が抱える団体運営について
Aさんがファシリテーターを務めるワークショップについて。

この中から今回はIさんのツアーの話を紹介したいと思います。
Iさんのツアーの件は前回の中田塾でも取り上げました。
詳細はこちら→http://ipd.seesaa.net/category/7430862-1.Html
みんなで課題を解決しようとファシリテートを試みたのですが、
あえなく「討ち死に」。みんなが自分の仮説にひっぱろうとしてしまい、
当のIさんに「みんなの仮説が感じられた」と言われてしまう始末でした。

まずはIさんが状況の説明をしてくれました。
「ツアーの参加者が「日本人に生まれてよかった」という感想を持ち帰ってきた。
私としてはもっと他のことも感じてきて欲しかった。」

中田さんに促され、再度Iさんに質問をしてみることに。

まず口火を切ったのは今回初参加のAさん。

Aさん「Iさんはどういう感想を期待していたのか?」
Iさん「豊かさだけではなく日本に足りない部分を感じて帰ってきて欲しかった。
学生がかかわったのは10日間。経済的豊かさでない交流の暖かさなど、それを見てこれたはず。」

Aさん「日本に足りない部分とは?」
Iさん「カンボジアで自由に子どもを遊ばせることができるとか」
Aさん「いまどきの子どもは自由に遊べるるのか?」

中田さん「Aさんのポイントはすばらしい。そうですIさん自身のことを聞いていくんです。
Iさんの精神遍歴がポイントになる。今回の場合、問題はIさんの中にしかない。
Iさんが強い違和感を持ったのだから、Iさんの中で解決すると見てくる。
Iさんはどのように「日本に生まれてよかった」という感想に違和感を持つに至ったのか。
そうすれば次のステップが見えてくる。
世代が違う、価値観が違う、モノの見方のずれなどに自覚的になれると、
Iさん自身が具体的なステップが見えてくる。
Iさんが学生に語りかけるべきこと、Iさんが変わることで見えてくる。
でもそれは最初に仮説を立てるんではなく、聞き込んでいかないとわからないわけだから聞き込んでいく。
これをやると最低1時間はかかるので今日はできないが。」

中田さん「問題の所在はどこにあるのか。今回はとりあえずIさんが困っている。
他に困っている人はいない。問題が課題になるということ。来年はもっといいものにしたいという課題。
そこで決定的なアクションの具体が見えないといけない。だからIさんの内側から出発しないといけない。
人に感想を強要することができないからだ。
そもそも感想は現象に過ぎない。それは空中戦なんですよ。
参加者のリアリティに迫るには何を見た、と事実を聞いていくことが重要。
最初から順番に思い出してもらう。そうすると記憶のたな卸しを始める。
考えさせるな思い出させろ、ということです。」

弟子たちだけでやった前回にも「困っているのはIさん」というところに気づくことはできた。
しかし、「困っているのは当事者ではないIさん」
→「課題はIさんの守備範囲外にある」
→「Iさんに願望であることを気づいてもらうか、
  またはIさんが守備範囲外でもかかわれるようにする、
  もしくは外部環境の変化を促す」
というストーリーを作ってしまったような感じが。
中田さんが言われたように、Iさんが「日本に生まれてよかった」と
感じる部分に切り込むという発想はなかった。
Iさんを始め、参加者一同、まさに目から鱗。

終了後にIさんの感想を紹介します。
「先回に引き続き、職場のケースについて触れていただいてありがとうございます。
中田さんの「困っているのはだれか?」の問いから導いてくださった結果、
問題の根っこがわかりました。
自分の中で、整理されていると思っていた問題のありかは、まったく的外れでした。
結局、報告会で「感想」を聞いてしまったがために、学生から事実を何も聞けていません。
なぜ参加者が「日本でよかった」の実感を持つに至ったか、個別に聞いてみようと思います。
同時になぜ、自分がなぜ違和感をもったのかを掘り下げてみます。

また、新年会の場で、中田さんから今の学生の幸せ実感のあり方が、
明らかに私と違う場合があることも指摘されました。
明るい未来を描きにくい学生たちは、普段は幸せに感じていない可能性があると。
この点も、「目からうろこ」でした。自分のことはわからないものですね。」

終了後、新年会。当研究所の事務所前にある手作り創作料理「がんばり屋」さんへ。
ドレッシングから手作りの家族経営のアットホームなお店。
名物のからあげやここでしから食べられないダイヤサラダ、
キムチ入りピリ辛やきそばなどを食べ、
フォローアップコースでのことやプライベートな話などで盛り上がりました。

そうそう中田さんから「中田塾」の改名要求が出ましたが、
あえなく却下、、、ではなく保留となりました。
和田・中田ファシリテーション術にオリジナル名をつけるまでの保留です。

次回は3月開催予定です。興味のある方はご連絡ください。
posted by taku at 12:41| Comment(0) | 中田塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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