2009年11月27日

ジェンダーとSEXの違い

今日、中田さんは早稲田大学で講演。
対象は200人ほどの学生とか。
タイトルは「幸せってなんだろう?」。。。。いやぁすごいタイトル。
さすがの中田さんも少し困ってたかな?
6時の新幹線で神戸を出て東京へ。お疲れ様です。

さて、JICA研修はモジュール3の二日目。

リフレクションはフェルナンドとゆかりさん。
外部者役をまず選び、参加者の円をコミュニティに見立て、
そのコミュニティに来た、という設定。
外部者役の人は話しかけてみて、と進行の人に言われる。
しかし、なかなかうまくいかない。

そこで、村人役にイスの下を見て、と指示する。
するとそこにはそれぞれの役割が書いてある。
リーダー、職人、障害者、ソーシャルワーカー、ボランティア、女性などなど。
そこでもう一度、外部者の役の人に話しかけ見て、と指示。
するとリーダーにまずあいさつし対話が始まる。

コミュニティのそれぞれの役割を把握することが重要。
それを知っていればやりやすい、というワークでした。

それを受けて三輪さんが今日のセッションをスタート。
リーダーと女性、それぞれから得られた情報を挙げていく。
リーダーからの情報には構造などが多く、
女性には具体的なこと、主に家事のことなどの情報があったことがわかる。
みんなでその違いについて意見交換をする。

次に女性と聞いて思いつく言葉、男性と聞いて思いつく言葉をそれぞれ挙げる。

女性・・・長い髪、母性、感情的、高い声、かわいい、主婦、スキル、強い、地位が低い、
     うるさい、金がかかる、セクシー、話しすぎる、母性、生命、母、妊娠
男性・・・強い、ハンサム、支柱、筋肉質、強い、地位が高い、外で働く、ビール
     ホモセクシャル、独裁者、実践的、短い髪、よく働く、家事をしない

それをみんなで共有した後、三輪さんがいきなり女性と男性を入れ替える。
「入れ替えてもあてはまる?」と問いかける、
皆で一つずつ考えていく、よく働く、感情的、家事をしない、独裁者、金がかかる、なども
色々と意見はでたものの、最終的には入れ替えても問題ない、と皆で確認。

それでも残ったのは、妊娠、母性などのワード。
三輪さんが「これがSEX。残りはジェンダー。最近世間では混同されがちだけど、
きちんと押さえましょう。何かの申請用紙も本来ならSEXが正しい。
最近はジェンダーもあるけど」とコメント。生態学の考え方も紹介。

また「筋力に関しても平均を取れば男性が上かも知れないけど、
女性のオリンピック選手と男性の研修員を比べたらどっちが上?」と投げかけ、
個別に考える重要性をみんなで考える。
加えてジェンダーは文化、伝統、習慣、テクノロジーなどから来ている、とコメント。

午後のセッションはまず3枚の絵が三輪さんから渡される。
バングラデシュの若い男、老人男性、女性がコミュニティについて書いた絵。
どの絵を誰が書いたかをグループで考える、というもの。

それぞれに議論が白熱していた。
ある研修員は不機嫌になり、部屋を出て行ったり、意見を絶対に曲げない人がいたり。
うまくコンセンサスが得られずに妥協するグループ、対立を解消できずに
両論併記で発表するグループなど、それぞれ。

どうやらモノがジェンダーだけにそれぞれに確固たる意志があり、
対立に至ったそう。今までは声の大きい人の意見が通りがちで、
少し遠慮している研修員もいただけに、今回の混乱はとてもよかったように思う。
研修も半ば、それぞれの学びに向けてよいスパイスになってくれるのでは。

そういった状況を受けて、三輪さんが「コンセンサスを得るのは難しい?」と
投げかける。「どうコンセンサスを得た?」という質問にある研修員は「妥協」と一言。
「その時の気分は?」、「良い気分ではなかった。でも全体のために」との返答。
そのグループでは多数決を採用したようで、三輪さんが「コミュニティで議論になった時に
多数決と言うのは良い方法か?」とさらに問いかける。
その後の議論でマイノリティの意見が排除されるなどの問題がでてくる。
「参加型開発においてはプロセスが重要。全員が幸せにはなれなくても、
 できるだけ多くの人にとってより良い方法を考える必要があるのでは」

最後に宿題を提示して終了。

それぞれのコミュニティにおける下記の状況を考える。

1.Where are women or men in your community
2.What do they do? (women and men)
3.How do listen to their voice
4.Do they any difficulties in listening to their voice or opinion

今日はフィリピンのリチャードさんの誕生日。
皆で色紙にメッセージを書いてプレゼント。
ささやかにお菓子とフルーツでお祝い。
リチャードは「寄せ書きをもらったのは人生で初めて」と大喜び。

今日ではないけど、三輪さんも誕生日を迎えたので、皆からの
寄せ書きをサプライズプレゼント。リチャードのことは三輪さんも知っていたけど、
自分も祝われるともは思っていなかったらしく、思わず涙がほろり。

お二人にとって良い年になりますように♪
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