2010年07月04日

「NGOで働くということ」 in JICA兵庫


◆JICA兵庫で講演をしてきました。

JICA兵庫が実施する「国際協力人材セミナー in 関西、
国際協力事業で活躍するには」に参加してきました。その

詳細は下記HPにあります。
http://partner.jica.go.jp/pub/20100703_kansai.html

○概要○
JICA国際協力人材センターは、「国際協力のプロ」を目指す即戦力と専門性を有する社会人や
大学院生を対象に、セミナーを開催します。個別相談も実施します。
 

◆個別相談コーナー

午前のJICA専門家セッションが終わり、昼休みの時間を使って、
ワンポイント相談コーナー実施。

CDCインターナショナルの三宅さんと関西NGO協議会の榛木さんと並んで座り、
相談者を待つという設定。
しかし、当然午前に講演した人のところが人気。(私達の出番は午後)

でも、少しは来てくれました。
僕の自己紹介を読んで「外部者として地域に関わるとは?」とか
「PHD協会の活動を教えてください」とか。


◆「NGOで働くということ」

そして午後からの本番。
表記のタイトルで、関西NGO協会の事務局長、榛木恵子さんとコラボでの講演。
一応の役割分担は最初に榛木さんがNGOの概要、関西でのNGO職員の待遇や職種について説明。
坂西がその個別ケースを話すというものでした。

会場はとってもきれいなブリーフィングルームで、参加者は80名ぐらいはいたかと。
会場に入ったときは顔ぶれがちょっと年配の方が多くてびっくりしましたが、
開始時には学生の方も多く来られていました。

あまり一方的に話をしたくないと思っていたので、できるだけ榛木さんとかけあいでいきました。
さ「坂西の給与は〇〇です。平均ぐらいですかね?」榛「関西の平均は〇〇だから、良いほうかも」とか。

あとコラボがうまくいったのは「ジェネラリストとスペシャリスト」という段階の話と
「地域活動の重要性」という話でした。

榛木さんと考え方が近かったので、下記のように展開。

さ「坂西は10年ほどジェネラリストの修行し、昨年からはスペシャリストの修行を始めている。
NGOではジェネラリストとして働くのが重要だが、その次は何かスペシャルなものを
身につける必要があると思う。榛木さんはどう思いますか」


榛「NGOでは最初はジェネラリストとして働くことが求められるが、
3年、5年とそれぞれステップがあり、7年ぐらいするとスペシャルなものが必要になってくる。
坂西さんは具体的に見ているが、働いていると見てくるものがあると思う。
そういうったことを考えながら働くことも重要。またそれに対する組織の理解も需要。」

という風に坂西の個人的な経験や考えを榛木さんが広い視点でフォローしてくれました。
ちなみに坂西のスペシャルはコミュニティファシリテーションスキルです。まだまだですけどね。

あと地域活動の重要性も坂西の視点、榛木さんの視点でそれぞれ話をしました。

参加者の興味関心にどれぐらい応えられたかはわかりませんが、
個人的には榛木さんとコラボできて楽しかったです。感謝♪



◆以下、坂西が当日使用したレジュメ


国際協力人材セミナーin関西
「NGOで働くということ ANGOスタッフから話を聞いてみよう」
2010年7月3日
坂西卓郎
NGOスタッフの待遇の実態!!
・坂西の給与教えます!

NGOで働く魅力 組織内編
・仲間とともに同じ目標に向かって進めること
・全体像が見える。自分の創意工夫で組織を変えることが可能!

NGOでの職種
・総務・経理、広報、会員担当、調整業務、地味な仕事が多い!!海外業務担当はさらに狭き門。

NGOでのキャリア構築
・まずはNGOの事務所に行ってください。「NGOで働きたい」ではダメ。
・地域、コミュニティを知ること!地方NGOの強みはこれだ!!

今後の課題(私の課題含む)
・家族を支える収入を得られるか! 能力に応じた給与制度の導入など。
・人材育成能力が低い?成長の鍵は自分次第?偉大な先達に出会えるか。
・寄付会費か事業重視か



おまけ  坂西個人資料=====

・大阪YMCA専門学校 英米語学科 国際ボランティアコース(1997〜1999)
・日本福祉大学 経営福祉学科、雨森ゼミ コミュニティマネジメント・国際協力コース(2005〜2009)

坂西卓郎  職歴

1999〜2000 ・商社で中古車の貿易営業・オーストラリア駐在(1999〜2000)
2000〜2001 ・フェアトレードショップ・ぐらする〜つ神戸店 ボランティアスタッフ(2000〜2001)
2001〜2004 ・フェアトレード・JAFSサマサマ マーケティングチーフ(2001〜2004)
        ・財団法人 PHD協会 国内研修生(2003〜2004)
2004〜2009 ・財団法人 水俣病センター相思社 職員(2004〜2009)
2009〜2010 ・参加型開発研究所 研究員(2009〜)
        ・(特活)アジアボランティアセンター プログラムコーディネーター(2009〜2010)
        ・JICA−NGO参加型コミュニティ開発コース、  Aコース国内参加・Bコース運営担当(2009・2010)
        ・JICAインドネシアPROJECT 記録担当(2010)
2010〜     ・財団法人 PHD協会 研修担当(2010〜)
        ・(特活)市民活動センター神戸 JICA青年研修(アフリカ英語圏・障害者支援制度コース)
        ・(特活)関西NGO協議会 JICA−NGO参加型コミュニティ開発Bコース、運営担当

―――― 財団法人 PHD協会 ―――――――――――――――――――

   〈団体の主な活動〉
Peace(平和)、Health(健康)、 Human Development(人づくり)の頭文字をとって名づけられた草の根の人々による国際交流・協力の活動をしている団体です。近年は毎年3名の研修生をアジアから受け入れている。

   〈担当する職務〉2010.4〜現在
〇アジアの研修生の研修コーディネート業務
 −研修生と日々行動をともにし、有機農業及び保健衛生の研修をコーディネートする。 
 日程調整、研修内容の調整、ホースティ先の確保など。
〇研修生への聞き取りおよび振り返り業務
 −研修生の生活を事実に基づき聞き取り、それを元に研修を組み立てる。また研修後に
 は研修の学びを現地での活動につなげられるよう研修振り返りを実施する。
〇研修生へのファシリテーション研修の実施
 −研修は研修生個人のためではなく、それぞれの地域に戻ってから地域づくりに役立て 
 る為のものなので、研修で得た学びを「どのように隣の人に話すか」か重要になる。
〇スタディーツアー引率、および現地調査、研修生の選考
 −研修生の選考は地域での後押しがあるかが重要になる。元研修生と一緒に研修生の能
 力や将来性などだけでなく、地域での存在感などを考慮して選考を行う。

―――― 参加型開発研究所 ―――――――――――――――――――

参加型開発を実践し、同時に研究し手法の体系化を試みる。主催事業としてマスターファシリテーター養成講座を開催し、JICA等から参加型開発に関する研修を請け負う。

   〈担当した職務〉2009.6〜現在
〇マスターファシリテーター基礎講座、および中田塾の運営
〇「JICA−NGO連携による実践的参加型コミュニティ開発(B)」のコーディネート


―――― 財団法人 水俣病センター相思社 ―――――――――――――――――――

水俣病を伝える、地域とのつきあい、患者との関係の深化、の3本柱を中心に水俣病患者の支援、水俣病の経験を生かした地域作りを展開。
   〈担当した職務〉2004.4〜2009.3
○日常会計、助成金会計、物販会計、財団法人決算作業
○水俣病患者がつくる低農薬みかんの仕入、販売、営業、広報および生産者の会対応
○水俣病認定申請、保健手帳申請支援業務、水俣病患者の聞き取り
○水俣病裁判支援、水俣病認定申請に係る行政不服での代理人など
○有機無農薬での甘夏みかん栽培        〇物販プロジェクトチーム立ち上げ チーフ
○水俣病現地案内業務(修学旅行、JICA等)   〇国際セクション創設
○水俣病歴史考証館運営業務          ○新任研修、教育など人事および総務
○全国展示資料・人権ネットワーク事務局    ○寄付・会費チーム
○水俣病資料データベース入力         ○機関誌「ごんずい」での執筆
posted by taku at 12:19| Comment(0) | 丁稚個人活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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