2010年01月28日

「アイデアはパーセプション」

今日は中田さんによる関西のあるNGOへのコンサルティングに
同行させてもらった。

この団体ではいくつかの課題があり、
それらを解決するために専従職員を置く、というプランを考えている。
しかし、それに伴う環境の変化と財政負担の増加にどう対応するかが課題。

まず最初にアクションプランの雛形をNGOの方が説明してくれた。
その後、中田さんが聞き込んでいき、上記の課題が見えてきた。
今の段階で何のアクションプランを作るべきかも明らかになった。

内容は詳しくは書けないが、
僕は中田さんが何を聞くのか、に注目していた。
中田さんはいつものように、いつ、だれが、どこでと
事実質問をしていた。ただ組織に対しての聞き込みには
いくつかのポイントがあるようだった。
例えば意思決定のシステム、定款に書かれていること、
決定事項の伝え方、応答の内容など。

今日は具体的な事柄を扱ったので、得るところも大きかった。
今日の一番印象に残った言葉は下記。

「アイデアはパーセプションなんだよ」
 ※perception。考え、概念、知覚などの意。
  ここでは主に「思い込み」の意味で使用。

これは有給職員を置くことによる財政負担をどうクリアーしていくか、
ということを話し合っていた際の言葉。

助成金、会員獲得、事業収入など、いくつかのアイデアはあるが、
どれに注力していくかが悩みどころ。
そこで中田さんは「先行事例の研究だね。同じ活動をしている団体で
うまくいっているところの財政状況を調べるんだよ」とアドバイス。
「どこか調べた?」「いやしてません」とのこと。

「つまりアイデアはパーセプションなんだよ。実際にどうやっているか。
もしくは今まで自分たちの団体がどうやってきたか、たな卸しをする。
そういう具体的な事実から出発する」

なるほど、確かに自分も何かのアイデアを提案するときは
何かに基づいてやることが多い。それが説得力につながっていたわけかな。
今まで漠然とやっていたことに根拠がもたらされたし、
今後の提案を考えるときの大きな指標になる。これは使える♪

逆に言えばそういった事実に基づいていないアイデアで進めても
空中戦になるということか。
恥ずかしながら思い当たることもある。気をつけよう。
posted by taku at 23:08| Comment(4) | 参加型開発研究所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月27日

国際開発におけるOSとアプリケーションソフトの違い

中田さんから先週と先々週に行われたFASIDでの講義の話を聞かせてもらった。
(講義情報→http://ipd.seesaa.net/article/136752993.html

参加者の方は20名で開発コンサルタントの方なども多く、
意欲が高かったようです。
1回目と2回目の一週間の間に事実質問の宿題を出したところ、
職場だけでなく家族とも練習を重ねてきてくれたそう。
2日間の講義終了後には、20人中17,18人が
アドバンスコースを希望したそうです。
参加者の方もよほど手応えがあったんでしょう。

講義の内容についても話を聞かせてもらう中で新しい言葉に出会った。

坂西「OSって何ですか」
中田「オペレーションシステムのことだよ、わかるか?」
坂西「基本的な処理速度を上げるということですか?」
中田「違う。PRAとかはアプリケーションソフト。
 OSとは方向性、哲学、世界観、社会観などを指す。
 と言っても当てずっぽうや思い込みではなく
 科学的根拠に基づいた人間科学、行動科学のこと。」
坂西「中田オリジナルの表現ですか?」
中田「そう」

なるほど、今までアプリケーションソフトばかりに意識が行っていてた。
しかしきちんとしたOSなしにスムーズには動かない。
目指せ!OSとしての専門性向上!

2010年01月26日

PNGのリディアさんからの手紙

中田さんがファシリテーターを務めたJICA研修の参加者、
パプアニューギニアのリディアさんから手紙が来ました。

リディアさんは本職は公務員ですが、
JICA研修へはNGOの所属で参加してくれていました。
women`s bankのリーダーで、貯蓄グループのオーガナイズをしています。
若いけど経験豊富で、中田さんの評価も高かった人です。

◆一番手前でなんかかじっているのがリディアさん(広島・共生庵)
P1020336.JPG

「PNGでは12月から雨が降り続けています。
 いつ止むのか私にもわからないぐらい。(中略)

 日本での研修を終えてPNGに戻ってきたけど、
 私はなかなかアクションプランを実行できていません。
 その理由は上司を説得するのが本当に困難なためです。

 だけれども、JICAがフィリピンからマイクロファイナンスの
 専門家を招いてくれました。そして会計の基礎コースの
 トレーニングを貯蓄とローングループのリーダーにしてくれたのです。
 そのためメンバーに会計の基礎を習得させることができました。
 このトレーニングをもうしばらく継続するつもりです。」

上司との間に課題はあるようですが、
課題の一つだったメンバーの会計スキルの向上は順調のようです。
上司を説得する、どこでも最初の大きなハードルのようですね。
でもリディアさんならクリアーしてくれると思います。
中田流組織内ファシリテーションを駆使して。
また動きがあれば報告します。
posted by taku at 16:03| Comment(0) | JICA研修(中田コース) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月25日

受講者の声追加しました!

マスターファシリテーター養成講座11月〜12月参加者のNさんから
講座のご感想をいただきました。

Nさんは遠方からの参加で、毎回泊り込みで参加してくれた有難い方です。
ファシリテーションの経験も豊富で講座に大きく貢献してくれました。

読み応えのある感想です!
興味がある方は下記をご覧ください。

http://www.f3.dion.ne.jp/~ipdev/sub1kouza.html#%E5%8F%97%E8%AC%9B%E8%80%85%E3%81%AE%E5%A3%B0

2010年01月24日

PHDのつどい 講師:坂西卓郎さん  「PHD to 水俣 〜つながる国際協力と地域活動〜」

丁稚の個人活動です。
参加型開発研究所の近くにあるPHD協会というNGOで
下記のような集いの時間を持ちます。

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一方的にお話を聞くだけでなく、お茶を飲みながら
意見を交わしていくという会です。みなさま是非、お越し下さい!


第3回 講師:坂西卓郎さん
 「PHD to 水俣 〜つながる国際協力と地域活動〜」

日時:2010年1月30日(土)
   16:00〜18:00

詳細:http://www.kisweb.ne.jp/phd/tsudoi.pdf

内容:
国内研修生を経て、なぜ水俣に行くことにしたのか。
そこにはPHDのメッセージが大きく影響しています。
初めて水俣を訪れたきっかけであるPHD協会の
西日本研修旅行、また水俣での経験から、
PHDと水俣のつながりを考えます。

プロフフィール:
1979年神戸生まれ。第8期PHD協会国内研修生、
元水俣病センター相思社職員。

PHD協会国内研修生を経て、水俣へ移住。水俣では患者支援、
みかんの産直、水俣フィールドツアー、JICA研修員への
地元学研修などを担当。5年間の水俣生活を終え、09年6月から
神戸に帰郷。現在は社会起業準備中。

共著「水俣50年 ひろがる思い」(作品舎)、
編著「孤闘 正直に生きる」(創始舎)など。

連絡先:
〒650-0022
 神戸市中央区元町通5-4-3
    元町アーバンライフ202
  TEL:078-351-4892
  FAX:078-351-4867
  E-Mail:phd@mb1.kisweb.ne.jp
posted by taku at 00:06| Comment(0) | 丁稚個人活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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