2009年11月23日

新!マスターファシリテーター講座初回!

今日は約二か月ぶりに中田さんと再会。
インドネシアのたばこにやられたらしく喉を痛めてはる。
午前中は、みやげ話を聞き、講座の準備。
領収書、収入印紙、会場準備、配布物の用意などなど。

定刻通り、14:00から開始。
参加者は9名、内一名仕事の都合で欠席で今日は8名。
ボランティアスタッフのMさんと僕を入れて計10名。
今回もNGO関係の人、学校の先生、市役所の人、
そして企業で働いている人、経営者など多様な顔ぶれ。

今回の講座はインドネシアでの和田さんとのやりとりで
より良い研修法を編み出したようで、リニューアル版とも言えるもの。
今までに伝えきれなかったより具体的な練習法を講座の中で学べるようになった。

ただ流れそのものは基本的に今までとそれほど変わりはない。
まず参加者の自己紹介、中田さんの自己紹介。
バングラでの経験、とうとう滞在中に曇りガラスが晴れることはなかったという話。

それが晴れるようになったのきっかけとして和田さんとの出会い。
ラオスに評価団の一員として一緒に行った時の話。
和田さんがインタビューを始めると村人の本音が「必ず」でてくることに驚く。
具体例として例のラマさん、クマールさん、和田さん3者のやりとりを紹介。
詳しくはこちらをどうぞhttp://www.f3.dion.ne.jp/~ipdev/Nwada-tatsujin2.html

そしてこの講座で学ぶことを確認。
1.行動科学
2.対話術
3.セルフモニタリング

セルフエスティームと行動変化の関係を説明し、
ソーシャルワーカーの役割の半分以上は質問力にある、と言及。
もちろん誇張して言えば、という前置詞つきですが。
重要なのは「どの質問から始めるか」それによって方向性が決まる。
しかし、その時はそれがわからなかった。

それが突然わかった瞬間、下記の質問を思いつく。

朝ごはんは何が好き?   ごはん

2.いつも何を食べているか? ごはん

3.今朝は何を食べたか?   パン、(昨日はごはん、おとといはごはん)
これによって一般化した質問は考えを聞いてきたこと、事実を聞いていなかったに辿りつく。
ふりかえって思い出すと和田さんも事実しか聞いていなかった。

その後、5W1Hが何を聞いているかを確認した後、WHYの危険性に言及。
中田さんが坂西に振り、ひげの事例を紹介。
外的要因、内的要因の話をして、自分がした失敗の原因を披露。
「考えさせないで、思い出させる」

そして練習へ。ここからがリニューアル版。
曰く「今までは理屈はわかってもその訓練方法がわからなかった。
だから和田さんと僕以外できなかった。今回はその訓練方法を持ち帰ってきた」

まずペアを作る。
先攻後攻を決め、先攻の人たちを中田さんが連れ出す。
そこでテーマを教える。

後攻の人はテーマもわからず、先攻の人の質問を受ける。
10分経過したところで、質問を中止し、テーマを考えてみる。

テーマは「何か一つのモノを選び、セルフエスティームを上げる。
エントリーポイントを見つける」かな。そういえば正解を聞いていないな。
その後、攻守交代。

その次に二人で一つのモノを選び、それをエントリーポイントに
考えられる質問を10以上考える。それに対する答えも出す。
次にその中から3つ選び、そこから次に進む質問を考えていく。
しばらくやった後に、その3つの中から答えをある程度知った上で、
自分が興味を持てる質問を選ぶ、というのがワークの全貌。

ポイントはまず10の質問を考える、その次に3つ選ぶ、か。
10の質問を考えるということは、先に進む前に、
質問をいくつも考えることが可能であること、実際に考える練習。
3つを選ぶのはリカバリーポイントとするため。
そしてメモはとれない実践での覚えておく方法として、
リピーティング、一度口に出す、という方法を伝授。
その後、宿題を伝える。宿題もリニューアル版。

リニューアル版初体験。
今までと言っていることは全く同じ。
しかし、今まではリカバリーポイントの話などは
言葉で説明するだけだった。
今回からはそれが具体的な練習方法の形に落とされていた。

実際に今までfact questionを試みてきて、
行き詰った時も多々ある。その時にリカバリーポイントの話を聞いていても、
実際にきちんと戻ってやり直せたことはない。
確かにこのワークでその具体的なやり方を体験できたように思う。
ただまだやり方を体験できただけにすぎない。
いきなりできるようになるわけではないので、宿題を含めて、
練習を積むことが必要だと感じた。

最後のふりかえりでは「事実を聞く質問」という概念が
参加者にインパクトを残したことがそれぞれの言葉で表現されていた。
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