2009年11月19日

水俣FW2日目、地元学・あるもの探し

スケジュール
 9:00〜10:00 地元学レクチャー 遠藤邦夫(相思社職員)
10:30〜12:00 中間ふりかえり 長畑誠
12;30〜13:30 昼食
13;45〜16:00 大川にてあるもの探し
16:30〜17:30 大川のおばちゃんたちによる手料理が振舞われる
17:30〜18:30 共有化、地元の人への発表

今日からいよいよ地元学にフォーカスしていく。
まずは「地元学レクチャー」。当初は生みの親、吉本哲郎氏にお願いしようと
していたが、都合がつかず。代わりに遠藤さんがやることに。
課題はそもそも抽象的な地元学の概念をどう具体的に伝えるか。

悩んだ末の回答は2つ。一つは遠藤さん自身の経験に基づいた話をする。
もう一つは実際に作った「水のゆくえ」という地図をもとに話をする。
上記を朝突然思いつたので、地図の準備が間に合わず、
朝のセッションの前に急いで、水俣市役所に取りに行く。
時間はぎりぎりだったけど、なんとかセーフ。

具体例や問いかけをしながら、
地元学の方法論である「自分たちの地域を、自分たちが主体となって、
外部のまなざしも借りながら、実際に歩いて調べる(あるもの探し)。
調べた人しか詳しくならない。調べた結果をさまざな切り口から検討し
考える。その考えたことを、モノづくりや人づくりや地域づくりに活かしていく」
ということを押さえる。

中間ふりかえりは長畑さん進行。
まず、今までに水俣病、ごみ分別、地元学と学んできたことを確認し、
それらのつながりを研修員に考えてもらう。
それから、残りのスケジュールを確認して、
今から何を学びたいか、何を質問したいかをグループで話し合ってもらう。
ここでは「PRAと一緒では?」という質問がフィリピンの研修生からでる。
長畑さんが「確かに似ている部分はある。しかし、違う個性もある。
それはとても大事なことでもある。ぜひそれを見つけて欲しい」という主旨の返答をする。


昼食は愛林館でカレー。
タイカレー、インドカレー、日本カレー。

大川に移動し、あるもの探し。
まず遠藤が地元学の作法のレクチャー。
「一緒に歩いている案内人に、自分が気になったモノ・驚いたモノについて、
問いを発する。これは何ですか?何時から使ってますか?なぜここにありますか?
誰が作りましたか?誰が使いますか?・・・・」
悪い質問例としては「農業経営はどうですか?」
事実を具体的に聞くことを意識するよう働きかける。

地元の案内人3名、よって3グループにわかれる。
(中略)

ここでは、見たものに基づいた質問ができるか、
地元の人に気付きを与えるような質問ができるか、
事実を調べて、それを基に考えることができるか、という訓練の場。
そのことにどれぐらいの研修員が気付いてくれただろうか。

あるもの探しから戻って来ると、
予期せぬ、大川のおばちゃんたちからのぜんざいの振る舞いが。
研修員も外を歩いて来て冷えていたので、ほっと一息という感じ。
ありがたい。

その後、共有化を行う。
まず、あるもの探しで聞いてきたもの、
自分が驚いたこと、印象に残ったものを何でも書きだす。
そして、それをグループ内でシェアリングし、カテゴライズする。
それを地元の人たちに向け発表。

それぞれに興味深い発表だった。
どのように質問したかがよくわかる。
見たものをきちんと質問していたグループは事実が浮かび上がって来るし、
「農業経営は?」などの抽象的な質問をしてきたグループは感想が多い発表となった。

最後に地元学の成果物は地元に置いていく、
外部者が知の収奪をしない、というメッセージを体現すべく、
調べた成果物を地元の人に手渡し終了。

終了後、明日のスケジュールに関してのトラブル発生。対応に追われる。
なんとか良い方に転換させたい。
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