2009年08月06日

「事実」がわかれば活動は良くなるのか

act questionを繰り返す、というのが、
マスターファシリテーター講座で学ぶことの一つである。

しかし、ずっと疑問だったことがある。
事実を確認した後にどのように活動を組み立てるか、だ。

その事を中田さんに聞いた日のこと。

僕は表題のように聞いた後、
「事実が見えれば、自ずからやることは見えてくるのでしょうか」
と聞いた。

中田さんは「逆だ」と答えてくれた。

「??」である。
幸い少しの沈黙の時間をもらったので、
色々と考えてみたが、それでもわからない。

中田さんは続けてこう言った。
「事実がわからなくて、どう活動を組み立てるのか。
 相手のコンテクストを理解せずに何ができるのか」

なるほど。とても腑におちた。
というのも、僕はfact questionを一つの特効薬のように考えていた。
この事が活動の方向を指し示してくれると。
しかし、違った。
fact questionは正しいスタートラインに立つためのものだったのだ。
確かに「逆」である。思いこみではなく、事実の共有から始めないといけない。

私自身、今までは「事実」への興味・関心が薄かったように思う。
その事実と思っているものをきちんと確かめずに、
その上に活動を積み重ねてきたのだ。
事実に錯誤があればもちろん、そうでなくてもより良い活動が構築できる訳もない。

※「より良い」とは曖昧な表現だけど、クライアントの役に立つという意味で使用しました。
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