2011年06月18日

初の京都開催、マスターファシリテーター養成講座!

対話型ファシリテーション講座
http://somneed.seesaa.net/article/210207806.html

市民活動の現場で、同僚や学生とのやり取りの中で、
こんな迷いを抱いたことはないでしょうか?
「どのような質問から入り、対話をどこへ運んでいけばいいの
か?」
「援助者として、協力者として、教育者として
相手の前に立った時、何をどう話せばいいのか?」
「こちらから『導いて』よいのか、相手から『学ぶ』べきなの
か?」

対話型ファシリテーションとは、
問題解決のためのグループ作業を側面から支援する実践的な技法と
して、
国際協力の現場で開発したものです。
シンプルな対話を通して当事者主体の学びと気づき、さらには行動
変化を促します。

基礎講座では、理論と実践のつなぎ目を徹底的に検証しながら、
繰り返し練習し、手法を自分のものにしていきます。
東京・大阪・神戸で開催し好評を博しているこの講座、
今回初めて名古屋と京都での開催です。

国際協力分野はもちろん、福祉、教育、地域活動など
さまざまな公益活動に携わる方をはじめ、
実践的なコミュニケーションとファシリテーションの手法を求める
すべての方にお薦めします。

講師:中田豊一 (特活)ソムニード共同代表

◆ 基礎講座(京都)
日時:2011年7月31日(日)9:00から17:00
会場:ウィングス京都(〒604-8147 京都市中京区東洞院通六角下
る御射山町262)
会場地図・交通:
http://www.wings-kyoto.jp/about-wings/access/
受講料:15,000円

◆ フォローアップ講座(京都)
今までの基礎講座を受講した方へのフォローアップ講座です。
任意参加ですが、最低一度は参加されることを強くお薦めします。
日時・会場:未定
受講料:各回3,000円

参加資格:特になし。ただし、参加者同士による対話の練習を行う
ので、それに積極的に応じられることが必要。
テキスト:随時配布。内容は「途上国の人々との話し方〜国際協力
メタファシリテーションの手法」
http://www.somneed.org/pg124.html)に準拠するので事前にお
読みいただくことをお薦めします。

申込み方法:申し込みフォーム
http://somneed.seesaa.net/?1308236105)に必要情報をご記入
のうえ、送信してください。
定員:10名(定員に達し次第申し込みを締め切ります)

お問い合わせ先:
認定NPO法人 ソムニード 関西準備室
Eメール:w.miyashita@somneed.org(海外事業部/関西準備室:宮
下)
電話:0577-33-4097(高山事務所:上清水)

2011年01月28日

『先生の名前を聞く』

今日は中田さんと諏訪さんが集まり講座の相談などをしました。

その際に現在の坂西の仕事について報告しました。
具体的には下記ブログに書いたファシリテーション研修についてです。

http://ameblo.jp/phd-kobe/entry-10776362799.html

まず坂西はこう話し出しました。

「PHDの研修生は村の人。NGOワーカーではないので、
 ファシリテーションという存在を知らない。
 その新しい概念を知ってもらうことがあの日の目的でした。

 その導入を悩んでいたのですが、カマルさんに会う、という
 きっかけを得て、そこから始めていきました。」

この話し出しに決定的な間違いがあったことには後で気づきました。
中田さんはどのタイミングで気づいたのかは知りませんが、最初からわかっていたようです。
その間違いについては後ほど。

さて、中田さんに「どのように進めていったのか」ということを聞かれ、
ブログの内容を改めて説明しました。

「カマルさんの話を受けて、先生、リーダー、ファシリテーターの違いを明確にしていこうとしました。
 まずはネパール語と英語のわからなかったインドラさんに説明してもらう形で。
 その後は具体的にそれぞれの先生やリーダーを思い出してもらってやりました。中略」


いくつかのやりとりも中略


中田「先生の名前は聞いたか?」

坂西「いえ、聞いていません。」

中田「諏訪さんならどう聞く?」

諏訪「色んな先生のことを聞いていく。あんな先生、こんな先生がいたはず。
   自分にやる気を与えてくれた先生の一言とか。教室以外の先生とか」


中田「そうだ。わかるか、坂西さん。
   3者の違いをやるというのは空中戦。言葉遊びなんだよ。カマルさんの意図とは違う。
   先生の名前から入って具体的に一つずつ思い出してもらう。そこを聞き込む。
   
   研修生は「自分のためだけじゃなく村のために」と言っている訳だろう?
   それならば何か動機付けを与えてくれた存在がいるはずだ。
   つまりファシリテーターの側面を持った人との出会いがあるはずで、これが仮説なんだよ。」

坂西「(絶句)、、、確かに良い先生はファシリテーターの側面を持っているとは考えました。
   しかし、ネパールの先生からはそれを引き出すことはできないと思い込んでいました。
   今気づきましたが、その思い込みに至ったのには二つの理由があります。
   
   一つは実際にその場で聞いたのですが、ネパールの先生は暗記型で一方的に復唱させるだけ、
   という話、それと実際にネパールの学校を見学したときに見た光景。
   それがぴったりとはまったので、聞き込んでも無駄だと決め付けました。
   それが固定観念ですね」

中田「そうだ。思い込みの罠にはまっている。ただ確かにネパールではそういう側面もあるから、
   聞きこんでも出てこない可能性もある。その場合は仮説を捨てることが大事。
   リカバリーポイントに戻り、次に何を聞く?」

坂西「、、、親との会話とか」

中田「そう。親とか、友人とか。諏訪さんが言ったように先生の別の側面もありうる。
   教室以外での先生との会話に何かがあったかも知れない。
   先生の場合ならいろいろな先生と言うのが横軸で、
   先生の色々な側面が縦軸だ。学校に来ることができない生徒を家にまで
   迎えに来たり、相談にのったりしている先生がきっといるはずだ。
   そこは暗記型の先生ではない側面があるかも知れない。

   ともかく日本に来てまで勉強しに来るわけだから、
   なんらかの出会いなり動機付けがあるはずだ、これが大仮説だ」

坂西「確かにこの大仮説を理解すれば、次に親に聞くとか、は自然と見えてきますね。
   これがなかったから見えなかったということも」

中田「これが仮説をたてるということなんだ」

坂西「研修生の経験を軽んじていたようです。最初に言いましたが、「新しい概念」と思っていました。
   研修生のとってはファシリテーターは新しいはずで、出会ってはいないだろう。
   僕が「新しい」と言う以上、研修生から経験を引き出せるわけもないですね。そう考えていない
   わけだから」



坂西「勉強になりました。ただ一番ショックだったのは「なぜ僕は研修生に動機付けを聞かなかったか」
   ということ、その事実です。例えば「有機農業を志した理由」については事実質問を自分なりにしながら、
   聞いていきました。しかし、ソーシャルワークへの動機についてはそれをしてない。
   表面的な理由はありますが、このことへの興味を持てなかったことにショックを受けています」

中田「そうなんだよなぁ。そこがわかっていないがいる。スキルや手法にとらわれて視野が狭くなっている。
   おおらかな人間性で相手を丸ごと受け止める。そういう部分がないと人は動かない。手法だけでは。」


手法の指摘よりも、自分の研修生との付き合い方を改めて考えさせられる結果となりました。
もちろん手法の部分の学びも大きかった訳ですが。

ちなみに中田さんは坂西への指導ファシリテーションをしながら、
諏訪さんを意識していたようです。う〜ん、なるほど。

(上記の発言は坂西に記憶に頼ったものです。表現や内容もそれほど定かではなく、ある程度の部分は、フィクションというか創作も入っていますので、差し引いて読んでください。)
posted by taku at 01:05| Comment(3) | 丁稚、考える。。。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月15日

カマル・フィヤルさんのワークショップ

中田さんの著書でも紹介されているネパールのカマル・フィヤルさんの
ワークショップの案内です。貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。


==========================================================

『住民主体型開発ワークショップ』の参加者を募集します

(株)国際水産技術開発が業務委託を受け実施する、JICA(独立行政法人国際協力機構)集団研修コース「漁村開発におけるジェンダー主流化」で、住民主体参加型ワークショップを行います。
今回の研修は、ベナン、ラオス、ペルー、ミャンマー、エルサルバドルから7名の研修員の参加が予定され、JICA横浜国際センターで実施されることになっています。

ワークショップの講師、カマル・フヤルさんは、ネパールを始め、カンボジア、フィリピンなどで、NGOやJICAプロジェクトの住民参加型ファシリテーターとして活動されてきました。外務省主催のワークショップやNGOの過疎村再生活動にも携わってこられています。

日 程:2011年2月 14日(月)〜2月16日(水)【3日間】
時 間:9:30〜16:30 (12:00〜13:00休憩)
会 場:JICA横浜国際センター(地図は以下のURLをご参照ください)(http://www.jica.go.jp/yokohama/jimusho/index.html#map)
講 師:カマル・フヤル氏
受講費:無料 (但し交通費および昼食は自己負担)
対象者:3日間出席できる方が望ましい。英語能力不問。大学生〜43歳までの方が望ましい。(43歳という基準は、参加研修員の年齢にあわせています。)
募集人数:14名
申し込み締め切り日:2011年1月22日(結果は各自に連絡いたします。)

ワークショップの目標:
 住民を主体とした農山漁村地域開発の重要性を理解し、住民と共に行う開発計画作成のために必要なファシリテーターの役割を理解し、技能を身につける。

ワークショップの内容:
1 住民参加(主体)型の村落開発の概要を理解する。
2 住民と共に行う漁村・村落調査に必要な様々な調査方法・情報分析手段を理解する。
3 様々な調査手法をロールプレイ及びグループワークによりファシリテータの役割を理解する。
4 住民が主体となって行われる地域開発の擬似的な計画を立案する。具体的には、以下のようなことを、考えながら学んでいきます。
@ロールプレイで貧しい農民役・金持ち・公務員・お坊さん・援助する団体等の擬似村組織をつくり、自分達の生活状況改善のために、誰がどのような役割を担っているか、必要なことが必要なところに届いているか、村の集会がうまくいくのは/いかないのはなぜか、といったことを理解する。
A援助する側とされる側の本質をゲームを通して考える。
B世の中には色々な人がいるが、可能な限り皆が幸せになるようになるよう、公平に要求に応えるためにはどう進めていけばいいか、
C自分が何かを始めるときにどうやって計画を立てたらいいか

その他:英語の能力は問いませんが、やる気が必要です。カマル講師は丁寧に何回も違う言い回しで説明してくれますが、通訳をおきませんので自分で周りをみながら判断できる程度の能力が必要です。

問い合せ先:不明な点がありましたら、ご連絡ください。メールの件名に、「カマル先生ワークショップに関して」と記入して下さい。

担当者:(株)国際水産技術開発 足立
電話:03-5919-0175
メールアドレス:fai@faiaqua.com
ホームページ :http://www.faiaqua.com
posted by taku at 21:00| Comment(0) | 丁稚個人活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月10日

対話型ファシリテーション講座開催します!

マスターファシリテーター基礎講座をリニューアルして、
表記の対話型ファシリテーション講座を開催します!

日程をぎゅっと一日に集約し、参加しやすくさせていただきました。
ぜひご参加ください!

=================================================================

「対話型ファシリテーション講座」のご案内


参加型開発研究所
代表 中田豊一

ファシリテーションは、問題解決のためのグループ作業を側面から支援するための
ソフトウエアの一種で、ワークショップや研修などで使用するための技法を指すことが一般的です。

とはいえ、実際のソーシャルワークの現場は不規則で不定形なもので、
ワークショップなどの整った場を設定できることは稀です。
職場での会議や打合せ、顧客や患者、学生などとのやり取りも事情は同じです。

そんな中、私たち(和田・中田)は、国際協力の現場で使える実践的な
ファシリテーション手法の開発に長年努め、2010年10月には、
その成果を新著「途上国の人々との話し方〜国際協力メタファシリテーションの手法〜」
という形で世に出しました。


同書では、「援助者として、協力者として、教育者として、相手の前に立った時、
何をどう話せばいいのか?どのような質問から入り、対話をどこへ運んでいけばいいのか?
『聞く』べきか、『語る』べきか?こちらから『導いて』よいのか、相手から『学ぶ』べきなのか?」
など、最も重要でありながらこれまでほとんど語られてこなかった問いへの答えを、
途上国での開発援助の現場を主な舞台に、体系的かつ具体的な手法として示しました。

それが、私たちが「メタファシリテーション」と名づけた対話型ファシリテーションの手法です。
この手法は、シンプルな対話を通して当事者主体の学びと気づき、
さらには行動変化を促すという点で、ファシリテーションの真髄を体現したものと自負しています。

 同書の出版を機に、従来実施して来た「マスターファシリテーター講座」を
「対話型」を前面に打ち出すとともに、いくつかの新しい要素を加え、装いを新たに開講します。

 国際協力分野はもちろん、福祉、教育、地域活動などさまざまな公益活動に携わる方をはじめ、
実践的なコミュニケーションとファシリテーションの手法を求めるすべての方にお薦めします。

 なお、当講座は、従来の「講座のための講座」とは、特に次の点が違います。


★ 日常訓練の方法を伝授;

日常の活動の中で、ワークショップなどのファシリテーターを行う機会に恵まれることは稀です。
そこで、この講座では、学んだことを日常生活や仕事で練習するための訓練方法を、
講義と演習を通して伝授します。丸1日の講義だけで、確実に役立つのはそのためです。
公的な活動にとどまらず、家族や職場の同僚などとの日常的なコミュニケーションに
おいても役立つことは、これまでの参加者の経験からも実証済みです。

★ 実践的で柔軟な組み立て:
参加者の状況や要望に合せて進行を変えます。参加者の個別の課題を取り扱うなど、
実践的、現実的であることを最優先して進めて行きます。

★ フォローアップメニュー:
受講者には、都合のよい時間を選びながら学習し続けられるフォローアップ
(経験の共有と分析、Q&A、講師からのアドバイスなど)の場を提供します。
「国際協力」、「グループワーク」など個別のテーマに特化した特別コースも開講していきます。



≪対話型ファシリテーション講座開催要項≫

【2011年第1回講座日程】
基礎講座:
1月29日(土) 9:30−17:30
場所:参加型開発研究所(神戸市西元町)
受講料:15,000円
申込み締め切り:1月24日(月)

フォローアップ講座:
任意参加ですが、最低一度は参加されることを強くお薦めします。
第2回基礎講座用のフォローアップ講座に参加されてもかまいません。
2回とも、あるいはそれ以降も続けて参加されてもかまいません。
お申込みは基礎講座の際にお願いします。

2月17日(木) 18:30−21:30
          場所:関西NGO協議会会議室(大阪梅田茶屋町)
2月18日(金) 18:30−21:30
          場所:参加型開発研究所(神戸市西元町)
          受講料:各回3,000円

【第2回講座日程】
◆基礎講座:
2月13日(日) 9:30−17:30
          場所:参加型開発研究所(神戸市西元町)
          受講料:15,000円
          申込み締め切り:2月7日(月)

◆フォローアップ講座:(4月以降の日程は調整中)
3月 8日(火) 18:30−21:30
          場所:関西NGO協議会(大阪梅田茶屋町)
3月11日(金) 18:30−21:30
          場所:参加型開発研究所(神戸市西元町)
          受講料:各回3,000円


【共通要項】

●定員:
・基礎講座=各回3名〜10名(申込みが3名に達しない場合は原則として中止します)
・フォローアップ講座:各回1名〜10名

●参加資格:特になし。ただし、参加者同士による対話の練習を行うので、
      それに積極的に応じられることが必要。

●申込み方法;参加希望者は、1)お名前、2)連絡先(住所、電話番号、Emailなど)
 3)所属など、4)コース名=「11年基礎(関西)第1回」、
     あるいは「11年基礎(関西)第2回」、をご記入の上、FAX(078−731−3512)か 
     Email(ipdev@f3.dion.ne.jp)でお申し込み下さい。

★講座の内容、会場への行き方など、詳しくは、参加型開発研究所のホームページ(http://www.f3.dion.ne.jp/~ipdev/)をご覧下さい。

2011年01月05日

新年あけましておめでとうございます!

今年はマスターファシリテーター養成講座がリニューアルされます。
名称も「対話型ファシリテーション講座」と改め、日程等も一新します。

今日はその内容や日程の検討ということで、
中田さん、諏訪さん、坂西の3人で集まり検討しました。

中田さんが講座のたたき台と今までの講座の構成の資料を持ってきてくれ、
それを元に講座の中で日程、参加費、場所、講座の回数、それぞれの位置づけ、
講座の中で行う練習などについて話し合いました。

練習に関しては、どんな練習をするか、練習の目的やテーマなど
諏訪さんはすでに大学で学生に教えているということでその経験を、
坂西は受講した時の経験などを持ち寄って検討しました。

今までの講座よりも参加しやすくし、
関西での人材育成に少しでも寄与したいと考えています。
近日中に広報に入りますのでお楽しみに〜
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。